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X68K RaSCSI内蔵 追補版・・・外付けSASI基板調査

目次

外付けSASI基板調査

 前回RaSCSI内蔵の記事で、外付け用のSASI基板には終端抵抗があるようなのでと思い込み、将来外付けを繋がない予定ではあるのですが結線だけは行いました。これは終端抵抗ではないようです。しかし繋いでおかないと何か不具合はありそうですが、RaSCSIを繋ぐなら特になくても問題ない気がします。
spend-carefree.hatenablog.com

外付けSASI基板の写真を掲載します。
▼外付けSASI基板
f:id:spend-carefree:20191103123659j:plain:h480
集合抵抗に印刷されている文字を読むと「B9HC0122 470Mx8」と書いてあります。470MΩの抵抗8本なんでしょうか?B9HC0122でググりましたが、データシートらしきものは見つけられませんでした。集合抵抗の写真の最も左の端子シルク印刷で□に囲まれている部分は抵抗器の影になってて写真からは確認できませんが、基板とはんだ付けされておりGNDに繋がっています。となればGNDと8本のどれかをテスタに当てれば抵抗値が出てくるのですが、手持ちのテスタ(TST-KJ830)ではどのレンジでも測定が出来ませんでした。本テスタは2Mレンジが最大なので、抵抗器の印刷通り480MΩだと思われます。

抵抗の結線先の調査

抵抗の接続先を調査しました。
写真左から順に結線先を調べると以下の様に繋がってます。
CM602

GND DB0 DB1 DB2 DB3 DB4 DB5 DB6 DB7

CM601

GND BSY ACK RST MSG SEL C/D REQ I/O

SCSI(SASI)の全信号に対し480MΩという非常に高抵抗のプルダウンが施されているという事になるのですが、抵抗値が高すぎるのでプルダウンの役割としては弱い気がしますし。。。少なくとも220Ωや330Ωではないので、SCSI終端抵抗ではないです。
ノイズ対策ですかね。。。でも何もしなくてもSCSI終端が効いてるわけで何もしなくてもいいんじゃないかって思いますし。
まぁ、回路構造がどうなってるかが紐解けたので良しとします。この結果からこの端子へ中継させるコネクタは不要かもしれない気がします。つまり
底面コネクタ→RaSCSI基板へ直結
でもいいかもしれません。そうなれば「20ピン メスコネクタ付きフラットケーブル」を購入し片側のコネクタを切ってSCSI端へのはんだ付けだけで済みます。
SASI基板の下側にあるFDD外付け基板を見て思ったのですが、同じ集合抵抗が付いてます。もしかしたら外付け故の何か対策なのかもしれません。

今回は終端抵抗かも!と間違った事を書いてた記事への修正でした。

元記事も修正もしました。↓
では、今日はココまでです。
また何か進捗がありましたら記事を書きます。

前回の記事
spend-carefree.hatenablog.com