廊下灯のカバーの外し方
我が家の玄関ドアに最も近い、天井の廊下灯のカバーを外すのに小一時間悩みました。
備忘録代わりに書いておきます。と同じ構造の照明カバーを持つ(きっとレアな)皆様の役に立てればと。
作業は脚立を使っての高所作業です。脚立がずれるような不安定な場所で作業したり、高さがギリギリで行うのは危険です。高さに余裕が出来る脚立を使いましょう。
問題の廊下灯のカバーがコレ↓です。
かなり見ずらいですが、ガラスカバーなんです。(すりガラス)
左に回せば外れるのだろうと思い、どんどん回します。最初の数回転は固かったですが、その後、割とスルスル回る状態になって、そろそろ外れるぞ!と思って数分回し続けるものの、一向に外れる気配がありません。脚立に乗って、上を向いて作業をしている為、腕がだるくなってしまったので、休憩がてらweb検索をすることにしました。
結構、検索するとヒットしますが、錆びていたりとか、塗装の為にカバーが天井とくっついていたりとか、我が家と同じ状態の記事は見つからなかったです(@_@)
このシーリングライト(って言うの?)のメーカーも分からないし、似たような形のものは、左に回せば取れるって書いてありました。
うーむ、多分どれともタイプが違う。我が家のはなんか特殊構造かも。
さて、天井を見てるのですが、脚立に乗ってもカバーにやっと手が届く状態。天井とカバーの間にかなり隙間があるんです。ここをなんとか覗きたい。外し方が書いてあるかもとか、見れば、はまってる構造が分かるかも。とか思うのですが、手がやっと届く状態では目視は無理です…。で、思いつきました。スマホのカメラで撮影しちゃえ!と(#^^#)。
で、撮影したのが以下の画像
いいねいいねぇ。なんだが手回しネジっぽいのが見えます。これだと!
しかし、このネジに手が届かないのですよねぇ。しょうがないので、ちょっと怖いけど脚立の一番上に乗って、背伸びして、左手は隣にある靴収納のキャビネットの天井に手を添えてバランスを取りつつ、右手がなんとかネジに届きました。グッとネジを左に回す力を加えると回りました。どんどんネジを回すとカバーが下りてくるんです。カバーが落ちないように左手を手元に戻してカバーを支えられる状態にして更にネジを回すとカバーが取れました!
#危険なので余裕のある高さの脚立を用意しましょう。
外した状態の天井の写真はコレ↓です。なんとなくネジでカバーを止めてるのかなぁという感じはします。
苦戦したカバーの天井側(電球が収納される方)がこれ↓もう一度書きますがガラス製です。
この電球が入るくびれのところを見ると、
真横から撮ると、首があって、ここをネジが押さえつけてたのでしょうねぇ。と予想します。
電球を外してソケット側をもう一度写真を撮りました。
多分、赤丸で囲ったところをカバーの首の部分が座るんだと予想できます。
つまり、最初クルクルとカバーが回転したのは、最初ネジで締め付けられていたが、無理やり回転させたので、少しネジが緩み、この赤丸の台座部分の上をカバーがただ回ってただけだったと思われます。
電球の型番確認
続いて取り出した玉の切れた電球の文字部分を確認します。かなり見づらいですが、TOSHIBA製のKR100/110V 60W PS35 と分かります(写真を撮ると見やすいですね)。このキーワードで検索すると
KR=ミニクリプトン電球、定格電圧110V、定格消費電力60Wらしいです。またE17口金PSタイプであることも分かりました。
Kr100、110V、60Wの電球とはサイズ100型の電球買えばいいのでしょう... - Yahoo!知恵袋
という事で、結局パナソニック製のクリプトン電球を購入しましたが、
LEDにするかクリプトン電球にするかで大分悩みました。同じパナソニック製でもLEDは2タイプあり、価格の高い方はネック部分がミニクリプトン電球同等のサイズで価格は10倍、安い方は7倍くらい。安い方は大きさ的にはまるか不安です。自宅で撮った写真を見る限り長さ的には余裕なのは明らかです。。。がネック部分が同サイズという商品を展開している以上、同じE17口径でもネック部分が太くてはまらない台座が存在しているのでしょう。きっと。。。自宅のはネック部分に余裕はありそうなんですけど、確証はなし。
消費電力は1/7以下だし、電気代で将来元を取れるでしょう。しかし、いつ元がとれるか(お店にいる時点では)計算出来ない。この電球は、長時間点けることはなく、自宅への入出時に廊下を照らすのみなので、凄く短時間利用。これは電気代の元を取る前に壊れるな、壊れるに違いない。明るさもルーメン表記だとほんの僅かに暗いしと無理やり納得し、お手軽価格の税別278円のクリプトン電球を購入しました。
買ったのはコレ。寿命は2000時間(因みにLEDは40000時間...20倍!スゲ( ゚Д゚)寿命を全うすれば余裕で元を取れますな)
裏面。
購入した後、お値段の安い方(LDA8LGE17Z60ESW)なら購入しても良かったかなとちょっぴり後悔。はまるかどうか確認できるお試し品(モック)を置いてほしいと思う一消費者でした。LED製って大概、大きいのでカバーに入るかしら?って悩んで値段以前に購入をためらうことがあるのですよねぇ。パナソニックさんご検討を!
取付け
電球の取付は簡単です。がカバーの取付に苦労しました。上に台座とカバーの構造を写真とともに書いてますけど、実はカバーの取り付けに苦しんで、構造を解析したに過ぎないです。あっさりとはまったら、構造をよく見たりしなかったです。外すのが難しいのは取り付けも難しいですね…。
取付時のコツ
- ネジは外した時の位置より少し外に行くように少し左に回しておきます。
- カバーを手に持ち、2個の台座の上にカバーの首がのっかるように斜めから挿入します(置きに行きます)。まぁ、この作業自体がカチッとか感触があるわけでもないので、なんとなくでやるしかないです。
- この状態でネジをとにかく右に回して締めます。同時にカバーが上に上がっていけば(ネジ位置が首にそって動くので上がっていく=カバーがはまっていく)、取付はほぼ終わりです。ねじを右に回して自動的にカバーが上がるようになるまで、何度もカバー取り付けからやり直しを繰り返しましょう。根気です。カバーの取付け前にネジを左に回して緩めるのを忘れずに。
- どんどんネジを止まるまで右に回していくだけです。あまり力を入れない程度で止まったらカバーを動かしてみましょう。ほとんど動かない感触になっていれば作業は終わりです。あまり締めすぎるとカバーを割っちゃうかもしれないです。
まとめというか愚痴
どうしてこのような難しい構造にしてしまったのだろう。いや、高い場所でなければ、ネジがすぐに見えるような高さならば、カバーはきっと外しやすいし、取り付けも楽だと思いますが、天井につけるようなものにこの構造は採用しないほうがいいんじゃないか?と思うblogの人でした。